1997~2010年
平成9年~平成22年
経営スタイルの変革
1997年に、亀井俊郎が第11代社長に就任します。日本はバブル経済崩壊後の低迷期にあり、日本の輸出企業は1999年以降の急激な円高により大きな影響を受けました。当社は、2000年の中期経営計画の基本方針として「受注型」から、真の顧客ニーズを解決する「提案型」へビジネスモデルの転換を目指すと定めました。2001年以降は「選択と集中」を掲げ、事業構造の変革にも着手し、社内カンパニー制・執行役員制を導入しました。
事業部門の分社独立による改革を実施
機動的かつ効率的な事業運営や、事業環境の変化に柔軟に対応できる経営体質への転換を図るために事業部門の分社独立を行いました。
2002年に船舶部門を会社分割し(株)川崎造船を設立
2002年に精密機械部門を分社独立し(株)カワサキプレシジョンマシナリを設立
2005年にプラント事業を分社独立しカワサキプラントシステムズ(株)を設立
2006年に環境事業を分社独立しカワサキ環境エンジニアリング(株)設立
2003年に破砕機事業については(株)アーステクニカを設立
技術・ノウハウの結集と新事業育成を目指してグループ4社を統合
グループ全体の知的資産の効率的かつ迅速な融合と活用を行うために、川崎造船、カワサキプレシジョンマシナリ、カワサキプラントシステムズ3社を本体へ再統合しました。
グループ4社の統合を記念した固い握手