川崎重工業の前身である川崎造船所の創業者である川崎正蔵から、経営の多角化を行った初代社長の松方幸次郎、そして社員とその家族の福祉と会社の経営安定化に邁進した第3代目社長である平生釟三郎の人物伝についてご紹介します。
創業者の川崎正蔵が東京・築地に川崎築地造船所を開設・創業して以来、川崎重工業は120年以上にわたり陸・海・空にわたり社会課題の解決のために幅広い技術・製品・サービスを世に生み出してきました。ここでは川崎重工業のはじまりから今に至るまでの軌跡を時代別にご紹介しています。現在にいたるまで、幾度も厳しい試練に遭遇しましたが、先人たちの英知、挑戦、努力や周囲の支えによって乗り越えてきました。
創業者である川崎正蔵は、「そのわざを通じて国家社会に奉仕する」の理念をもって、1878年に東京・築地に川崎築地造船所を開設し、1896年には神戸に(株)川崎造船所を設立しました。その後、 1939年に経営の多角化と社業に合わせて川崎重工業㈱と社名変更がされました。当社は120年にわたり革新的な技術を基盤にして、社会課題の解決と企業価値の向上を目指し、新製品・新事業の開発に取り組み続けています。